これからカメラを始める人向け。X100Fのメリット、デメリット。

X100Fを使っていると周りの人に感想を聞かれることが度々あります。

写真をこれから始めたい人や、始めたばかりの人はやはりX100Fのルックスから興味を引かれる人が多いように感じます。

今回はカメラを始めて間もない人や、これから始めたいと思っている人でX100Fが気になっている人に向けて、X100Fのメリットやデメリットについて紹介してみたいと思います。

結論から言いますと、色々と割り切って使える人にはおすすめ。

逆にあれもこれもと求める人にはあまりおすすめできないかもしれません。

ただルックスが好きすぎて欠点が気にならなくなるパターンもあると思います。

僕のことですが。

僕も初心者のうちのひとりですが、何か参考になることが少しでもあれば嬉しいです。

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X100Fは万能なカメラではない

X100Fは正直、便利なカメラではありません。

X100Fを使うには、出来ないことをしっかり把握して、時には割り切ることも大事だと思います。

単焦点レンズでズームができない

fujifilm x100f

X100Fはフルサイズ換算35mmの単焦点レンズです。
簡単に言うと写る広さが固定されていてズームができません。

被写体をもっとアップで撮りたい時は歩いて近寄る必要があります。
逆にもっと広く写したい時は歩いて後ろに下がる必要があります。

もちろんそれが出来ない場面はどうしてもあります。
そんな時は、「割り切って撮影を諦める」、「撮影できないなりに工夫して撮影する」など、自分なりの対処をする必要があります。

デジタルテレコンは使えるが……

換算35mm
換算35mm
換算50mm
デジタルテレコン換算50mm
換算70mm
デジタルテレコン換算70mm

X100Fでは「デジタルテレコンバーター」という機能でフルサイズ換算50mmと70mm相当の焦点距離でも撮影することが可能になってます。

光学ズームではないので多少の画質の劣化はありますが、僕はぱっと見では分からないレベルです。

しかしデジタルテレコンは限られた条件でしか使えないので、注意が必要です

RAW撮影では使えない

fujifilm x100f

X100FのデジタルテレコンはRAWでの撮影では使えないのが個人的に大きなデメリット。

写真を記録するフォーマットには、JPEGとRAWがあります。

ざっくり説明すると、
撮影後パソコンで写真を編集する人はRAWで撮影する人が多いです。

JPEGはカメラ内で現像してくれているので、編集する必要はありません。

逆に大きく手を加えてしまうと、完成されたものを壊すことになるので、画質の劣化に繋がります。

RAWで撮影する派の人は、デジタルテレコンを使用したい場合は、撮影フォーマットをJPEGに変える手間が発生します。

まぁ、FUJIFILMのJPEGは優秀なのでJPEGで撮影する人が多いんですけどね。

1コマ撮影でないと使えない

fujifilm x100f

RAWでの撮影に使えないのに加えて、1コマ撮影でないと使えないのも特徴。

連写モードや、フィルムシミュレーションブランケットなどでも使えません。

X100FのデジタルテレコンはJPEG+1コマ撮影の限られた設定でしか使えないので、
単焦点でもデジタルテレコンがあるから大丈夫と考えてしまうと後で後悔する可能性があるので注意が必要です。

モードダイヤルがない

X100Fには、夜景モードや、人物モードなどを選択するモードダイヤルがありません。

ですので、ある程度写真の基礎を学び、状況に合わせて設定を変更できるようにならないと、思うような写真が撮れません。

マニュアルで撮れるようになるのが理想的だと思います。

その他にもいろいろと

コンデジという括りの中ではボディが大きいほうです。

手ブレ補正もないのでしっかり構えないとブレた写真を量産する可能性があります。
防塵防滴でもありません。

背面液晶が固定式のため自撮りはおろか、ローアングルやハイアングルでの撮影も快適とは言えません。

そう、X100Fは初心者に優しくない機種であると言えます。

デメリットばかり語ってきましたが、それでも僕はX100Fが大好きです。

毎日、バッグに入れて持ち歩いています。

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FUJIFILM X100F

X100Fの良いところ

X100Fを実際に購入して1年間ほど使用した上で良かったことを語っていきたいと思います。

写真を撮るのが楽しくなる

もともとSONYのa7ⅱのサブカメラとして購入しました。

X100Fは独特な操作性で、最初はお世辞にも使いやすいとは言えませんでした。

しかし、段々思い通りの写真に近づくにつれて、a7ⅱよりも使う回数が増え、シャッターを切るのが以前より楽しくなっていたことに気づきました

小さい頃に補助輪を外した自転車に段々乗れるようになったときの感覚に近い気がします。

マニュアル撮影を覚えやすい

fujifilm x100f

モードダイヤルがないので、試行錯誤しながらでないと思ったような撮影ができません。

マニュアル撮影に使うのは主に、絞りダイヤル、シャッターダイヤル、ISO感度ダイヤルの3つ。

X100Fは絞りはレンズに、シャッターダイヤルは、上部に、ISOダイヤルはシャッターダイヤルの中とわかりやすい位置に配置してあります。

それぞれの数値も直接確認できますので、マニュアル撮影が覚えやすいようになっています。

マニュアル撮影を覚えれば、より効果的に、絞り優先モードや、シャッター速度優先モードが使えるようになると思います。

シャッター速度も自分でコントロール出来るようになれば、手ブレした写真の減少にも繋がります。

マニュアル撮影を覚えることで更に写真を撮るのが楽しくなってきます。

構図を意識しやすい

単焦点レンズなので、写る広さは固定。
限られた画角で良い感じの写真を撮るには工夫が必要です。

被写体に近づいたり、離れてみたり。角度を変えてみたり。

被写体との距離感を意識し、構図の勉強になります。

構図を意識すると写真の奥深さに触れた気がして、更に写真を撮るのが楽しくなりました。

フィルムシミュレーションでお手軽におしゃれに

PROVIA
Velvia
クラシッククローム
ACROS

編集なしでこれだけ違った雰囲気の写真が撮れます。他にも種類はいろいろ!

X100FにはフィルムシミュレーションというFUJIFILM独自の機能が搭載されています。

パソコンで編集しなくても、フィルムシミュレーションで雰囲気の良い写真が手軽に撮れます。

他メーカーからフィルムシンミュレーションを目当てにFUJIFILMにマウントチェンジする人がいるくらい素晴らしい機能です。

長年フィルムを作ってきたFUJIFILMならではの色彩表現で本当に使っていて楽しいです。

デザインはやっぱり大事

fujifilm x100f

おそらくX100Fが気になる人はルックスも重視している人が多いと思います。僕もきっかけはX100Fのルックスです。

ファッションでも何でもそうですが見た目が好きって大事なことだと思います。気に入った洋服を着るとお出かけしたくなりますよね?

X100Fを持っていると写真を撮りに出かけたくなります。

写真を撮る回数が増えればその分写真の上達にも繋がるし、もっと写真を撮るのが好きになるはず。

大きいほうとは言えX100Fはコンデジなので、一眼レフに比べて軽く、小さいので持ち出すのに億劫にならないのも良いところ。

まとめ

X100Fは確かに万能でもなければ、決して小さいとも言えません。

しかし、カメラを自分で操作して、楽しんで写真を撮るということに長けたカメラだと僕は思います。

レンズが交換できる初心者向けの一眼レフから写真を始めるのも、もちろん良いと思います。

しかしX100Fのデザインが気になってしょうがない人は、最初は難しいと思うかもしれませんが、選択肢の一つに加えるのもありではないかと

少し大きいですが毎日バッグに入れて持ち歩いてます僕は使っていて楽しいX100Fが大好きです