趣味で写真をはじめて2年ほど経過し、のんびりと写真ライフを楽しんでいます。
もともとa7Ⅱというフルサイズミラーレスカメラを使用したSONYユーザーでしたが、4ヶ月くらい前にFUJIFILMへ完全移行しました。
今、カメラ業界で注目のSONYからFUJIFILM移行した経緯や、今更ながらメイン機材として購入した「X-Pro2」のことなどについて書いてみたいと思います。
SONYからFUJIFILMへ移行した理由
- サブカメラとして導入したFUJIFILM「X100F」が良かった
- 憧れでフルサイズを購入したが、レンズが高いものが多い
- X-Pro2の存在を知り、一目惚れした
1年ほど前に、毎日持ち歩けるサブカメラを探していました。
当時はSONYのa7Ⅱをメインのカメラにしていたので、サブカメラはRX100シリーズにするか、最強のスナップシューターGR2、すごく見た目の好きなX100Fで悩みました。
[…]
移行して少し後悔したこと
- 夜景や夜のスナップ撮影の際、フルサイズが欲しくなる
- a7Ⅱに搭載されていた手ブレ補正機能はあると便利
若干の後悔はあるものの、結果的には満足しています。何よりメイン機材として購入した、X-Pro2がとても素晴らしいカメラでした。
FUJIFILM X-Pro2
X-Prp2は、2016年3月に当時のフラッグシップ機の一つとして発売されたカメラで、今の最新機種と比べて特に優れた機能があるわけではありません。
詳細なスペックなどは、公式ホームページをご覧ください。
しかし、スペックでは表せない魅力を持ったカメラだと思います。
美しいデザイン
クラシックな外観に、少し艶感のある黒。X-Pro2を目にした第一印象は、とても綺麗なカメラだなと思いました。
正面にFUJIFILMのロゴもなければ、ポイントになる色もなく徹底したシンプルさは、好感が持てる人と、地味に感じる人に分かれそうなデザインです。
しかし、この主張のなさがX-Pro2というカメラなのだと思います。
ストリートフォトを重視して
良く言えばシンプル、悪く言えば地味に思えるデザインは、周囲の人の目には凄いカメラには映らないはず。
いかにもなカメラに見えないことで、人混みに紛れてカメラを構えても威圧感を与えず視線を集めづらくし、周囲に溶け込みやすくなります。
X-Pro2はストリートで真価を発揮するカメラなのだと思います。
直感的な操作性
X-Pro2の前に購入したX100Fも同じような操作性で、アナログなダイヤルになかなか馴染めませんでした。
しかし、使っていくことで指が感覚で覚えきて、段々とスムーズな操作ができるようになりました。一度慣れてしまうとFUJIの操作感がとても使いやすいと感じてしまいます。
電源を切った状態でも設定の確認や変更が可能で、これもまたストリート向きな仕様になってます。
- 電源を切ったまま、撮りたいと思う状況に合わせて設定を変更する
- ファインダーを覗き、微調整する
- シャッターを切る
ファインダーを覗いている時間が短いほうが、周囲の視線を集めずより自然な写真が撮れると思います。
ダイヤル、ボタンも右側に集中しているので、カメラを構えたままスムーズな設定の変更が可能です。
再生ボタンの上の方に配置されたフォーカスレバーは、フォーカスエリアを縦・横・斜めに移動可能で直感的に任意の場所へ。
X100Fの時に初めて経験しましたが、これがないカメラには戻れそうにありません……
選べるファインダー
X-Pro2にはアドバンストハイブリッドマルチビューファインダーという長い名称のファインダーが搭載されています。
EVF(電子ファインダー)とOVF(光学ファインダー)をレバーで切り替えることができます。
OVFには右下にEVFの小窓(ERF)を表示することも可能。装着しているレンズによってはケラレる右下に小窓を配置してあって合理的だなと感心してしまいました。
僕は今の所、EVFの使用率が高いですがOVFも積極的に使用していきたいと考えています。
X-Pro2で撮った写真やX-Pro2を撮った写真など
作例ってほどのものではありませんが……
JPEG撮って出しではなく、Lightroomで編集しています。
X-Pro2の写真を撮るのも楽しいです。


X-Pro2のイマイチなところ
バッテリーの持ちは良くはない
予備のバッテリーは持っておきたいです。僕は1日お散歩カメラをする際は、最低でも1個は必ず持っていきます。
たまにチルトが欲しい
ローアングルの時に欲しい時があります。しかし、X-Pro2のデザイン性を損なうと思うので我慢です……
手ブレ補正があったらいいな
a7Ⅱの時に手ブレ補正を体験しましたが、僕みたいな初心者には欲しい機能。XF16-55mm F2.8を快適に使うために最近X-H1も欲しい……
まとめ
だいぶ長くなってしまいましたが、それだけX-Pro2が好きってことで。
外観、使用感ともに癖があり、みんなにおすすめできるようなカメラではありませんが、X-Prp2は使っていくうちに愛着が湧くとても素敵なカメラです。